2014年10月28日火曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第48報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.55
平成26年8月広島土砂災害について(第48報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.28)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 10月25日(土)~26日(日)

[派遣職員]
 安佐南区復興連携センター 
  呉市社協1人,三原市社協1人,廿日市市社協1人

[ボランティア活動者数]
  25日(土):119人
  26日(日): 91人

 安佐南区復興連携センターでは,毎週土日にボランティア活動者の対応を行っていますが,
 土日だけ運営支援に入る職員は,他のスタッフと十分な関係性ができていないこともあり,
 最初は遠慮したり戸惑うこともあります。そんなとき,長期で運営支援に携わってくださって
 いるボランティアの皆さんは,スタッフや他のボランティアとも関係性ができており,
 的確な意見を聞かせてくださったり手際よく作業を進めてくださり,運営支援に欠かせない
 存在です。
 また,被災地での活動終了後,ボランティアを見送る住民の皆さんの目には涙がうかぶことも
 あり,被災地の皆さんが,どれほどボランティアのチカラに感謝されているかが伝わってきます。
 発災から2か月余りの間,多くのボランティアが活動を続けてこられましたが,この2日間の
 活動が終了した時点で,依頼されたニーズがまだ完了していないケースもあり,被害の大きさを
 改めて感じています。
 安佐南区・安佐北区の両地区では,同じ地域に住みながら,家を失った人,家屋や庭の片づけを
 今も続けている人,被害の無かった人等,さまざまな状況があり,それぞれの思いを胸に生活
 されています。
 復興連携センターへ依頼のあるニーズだけでなく,困りごとを声に出せない世帯にも寄り添い,
 今後も地域のチカラと協働しながら支援をすすめていきます。


[派遣状況]
 10月27日(月)~31日(金)
  安佐南区復興連携センター 県社協1人

  安佐北区復興連携センター 尾道市社協1人


■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐北区災害ボランティアセンター](庄原市社協職員/第2クール)

  「センター立ちあげ後まもない時期だったこともあり,当初は,ニーズ票の管理
   (ニーズの優先順位,作業の進捗状況等)について,十分な対応ができていなかったため,
   支援を希望する世帯からの要望(ときには苦情)等が少なくなかったように思いました。
   しかし,間もなく改善班(センターを効率よく運営するためのコーディネート等を行う班)が
   組織され,センター運営に対して客観的なアドバイスがなされるようになり,効率性も
   あがったように感じました。
   お互いに気づきを提案し,それをできるだけ早くみんなでカタチにし,よりより運営に
   つなげていく,そのひとつひとつの大切さを知ることができました」


 ■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
  
  詳細はこちらから
  
  

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