2014年10月31日金曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第49報)


  
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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.56
平成26年8月広島土砂災害について(第49報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.31)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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 10月6日(月)から「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
 本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 10月27日(月)~31日(金)

[派遣職員]
 安佐南区復興連携センター 県社協1人

 安佐北区復興連携センター 尾道市社協1人

 安佐南区復興連携センターでは,以前に土砂撤去の依頼があった世帯や民生委員児童
 委員が気にかけられている世帯等を訪問して生活の困りごとや新たなニーズを伺って
 支援につなげています。訪問時に「隣の家が気になる」と教えていただいたことが
 きっかけで,その後の支援につながるケースもあります。
 安佐北区復興連携センターでは,すまいるカフェの情報を発信して,地域へボランテ
 ィアの輪をひろげていこうと,「すまいる通信」の作成をすすめています。また,地域
 で開催する行事予定やゴミ出しの日等を盛り込んだ「すまいるカレンダー」を作成して
 11月13日に配布する予定です。
 すまいるカフェを開いていない地域では,「発災後,みんなで集まることがなくなって
 淋しくなった。みんなで話せるカフェをつくりたい」という声が聞かれるようになりま
 した。すまいるカフェは住み慣れた地域の顔見知りの人たちが,ホッとくつろげる場所
 として,被災された人たちを支えるチカラの一つになってきています。
 安佐南区・安佐北区の両復興連携センターでは,被災地域の1世帯ずつを訪問させて
 いただき,住民の皆さんと直接話をさせていただいていますが,甚大な災害に遭われた
 中でも,隣近所を気にかけ,笑顔を見せながら頑張っていらっしゃる姿に,支援する
 立場のスタッフも勇気づけられています。
 被災された人たちに少しずつでも笑顔が増えるよう,社協は被災地に寄り添いながら
 支援していきます。

 *** お知らせ ***
  広島市復興連携本部及び安佐南区・安佐北区両復興連携センターは,広島市区社協の
  日常業務として引き続き支援する体制が整ったため,8月20日に立ちあげた広島県被災
  者生活サポートボランティアセンターは10月31日をもって閉鎖します。


■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

 [安佐北区災害ボランティアセンター](安芸太田町社協職員/第1クール)

 「災害ボランティアセンターの立ちあげに携わり,マニュアル等は想定内のことが掲載
  されており,あくまでも参考であること,マニュアルに頼り切らない,支援者(スタッフ)
  としての瞬時の判断と柔軟な対応が重要であると感じました。
  今回の支援を通じて,あらためて,県域での研修等による支援者の人材育成が必要である
  ことを感じました。
  また,災害VCはさまざまな団体との協働型運営となりますが,あくまでも地元主体であり,
  地元として緊急支援期~生活復興(再建)までのビジョンをもつこと,それを支援していく
  ことが重要だとあらためて思いました」


 ■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について 

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
   
  
  
  

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