2014年10月24日金曜日

平成26年8月広島土砂災害について(第47報)

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平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.54
平成26年8月広島土砂災害について(第47報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報(2014.10.24)
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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10月6日(月)から「「安佐南区復興連携センター」及び「安佐北区復興連携センター」に,
本会職員及び県内市町社協職員を派遣しています。

【現地報告】 

 安佐南区復興連携センターでは,被災された人の家を訪問して生活していくうえでの困りごと
 等のニーズを伺っています。23日(木)には,以前,訪問してニーズに対応させていただいた
 20世帯を再訪問しました。発災から2か月が経過し,テレビ等マスコミの報道も少なくなって
 きたため「被災地を忘れられてしまうのでは」という不安を感じておられ,「後々まで気に
 かけてもらってうれしい」と,喜びの声をいただきました。
 安佐北区復興連携センターでは,「スマイルカフェ」のチラシを配布したところ,「誰でも参加
 できますか。とても楽しみです」と,嬉しい問い合わせがありました。
 ボランティアや地元住民の皆さんとアイディアを出し合いながら企画してきたスマイルカフェ。
 高齢者が多く,水道等の生活基盤が十分に整備されていない地区もあり疲労が重なる中で,
 地域の誰もが気兼ねなく立ち寄って,笑顔で元気になれる場所にしていく予定です。
 両復興連携センターでは,これからも民生委員児童委員や各地区社協,自治会長の皆さんと
 一緒に 各地区を引き続き訪問し,被災者に寄り添い,小さな気づきや声を受け止めながら支援
 をすすめていきます。


[派遣状況]
  10月20日(月)~24日(金)
  
  安佐南区復興連携センター 江田島市社協1人

  安佐北区復興連携センター 三原市社協1人



■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
 現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。

  [安佐南区災害ボランティアセンター](三次市社協職員/第11クール)

  「被災地社協職員は,被災後から休みが無い様子で疲労が激しいことを感じました。
   長期で運営に携わってくださっている地元のボランティアの協力を得る等して,被災地社協
   職員の仕事量の軽減や休める体制づくりも必要だと思いました。
   サテライトの閉鎖も含め,現状の支援体制において,生活支援ニーズの把握と展開等が
   必要な時期に入ってきていると感じました。
   今後,復興中,復興後のニーズに対する支援を行う体制づくりと,それに合わせた職員派遣
   の検討が必要だと思いました」


■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について

  今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
  ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
  広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
  
  詳細はこちらから


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