平成26年度広島県被災者生活サポートボラ情報 No.38
平成26年8月広島土砂災害について(第31報)
【ブログ】広島県被災者生活サポートボラ情報
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◆広島県社会福祉協議会の動き
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「広島市災害ボランティア本部」,「安佐南区災害ボランティアセンター」及び
「安佐北区災害ボランティアセンター」へ,次のとおり各社協職員を派遣して
運営支援を行っています。
【現地報告】
[9月18日(木)のボランティア活動者数(単位:人)]
安佐南区災害VC:526 安佐北区災害VC:270
安佐南区災害VCでは,大学の夏休みが終わったこと等から,長期間,運営ボランティア
として活動してくださった人の姿が減ってきました。被災地の支援を円滑にすすめて
いくためには,運営スタッフとして活動されるボランティアの存在は欠くことのできない
大きなチカラです。今後は,当日参加されたボランティア活動者に声をかけ,運営ボラン
ティアとしての協力についてもお願いをしていくことになりました。
安佐北区災害VCでは,10人で1つのチームとなって,歩道や側溝等の土砂を片づける
「お掃除ボランティア」に取り組んでいます。8月の土砂災害で変わり果てていた町の様子が,
参加されたボランティア活動者のチカラで1日,1日,変わってきています。
両災害VCで運営ボランティアとして活動されている人の中には,これまでボランティア
活動をしたことがなかった人や,社協を知らなかった人もいらっしゃいます。
「自分にも何かできないだろうか」という同じ思いを胸に,初めて社協を訪れた人も
おられますが,災害VCの運営を通してつながりができています。
このつながりがより深い絆となって支援の輪が広がっていくよう,運営に携わるボラン
ティアやスタッフ同士でさらにコミュニケーションをとり,気づきや意見を出し合いながら
支援をすすめていきます。
[派遣状況]
広島市災害ボランティア本部
県社協職員1人
安佐南区災害ボランティアセンター
県社協職員2人,市町社協職員4人(福山市社協,東広島市社協3人)
中国ブロック派遣職員6人(鳥取県社協,倉吉市社協,北栄町社協,伯耆町社協,
智頭町社協,三朝町社協)
九州ブロック派遣職員4人(久留米市社協2人,熊本市社協2人)
安佐北区災害ボランティアセンター
県社協職員2人,市町社協職員5人(三次市社協,尾道市社協,三原市社協,福山市社協,
世羅町社協)
中国ブロック派遣職員2人(下関市社協)
■現地災害ボランティアセンター運営支援報告より
現地災害VCの運営支援を行った県内市町社協職員の声を伝えていきます。
[安佐南区災害ボランティアセンター](三次市社協職員/第11クール)
「災害VCは,被災地社協だけでは運営できないと知っておくことが重要だとわかりました。
県社協や市町社協,災害規模によってはNPO等の団体からの支援を,いかに被災地の
地域性にあったカタチで受けていくか,その中での地元の団体とのやりとり,すり合わせも
含め,調整や連携がとても重要だと思います。
ボランティアをはじめ,関わる人たちのたくさんの思いがあってのVC。
さまざまな問題もあると思いますが,日々,みんなで話し合いを重ねて,よりよい方法を考え,
それを実行していくことの大切さを改めて感じました」
■県内市町社協による被災地支援に関する状況調べについて
8月20日から9月1日までの支援状況はこちらから
■平成26年8月広島土砂災害に対する貸付資金について
今回の災害における被災者に対し,貸付を行います。
ご相談,申込については,お住まいの各区社会福祉協議会または避難先である
広島県内の社会福祉協議会にお問い合わせください。
詳細はこちらから
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[本ブログの発信者]
社会福祉法人 広島県社会福祉協議会
地域福祉課/広島県ボランティアセンター
〒732-0816 広島市南区比治山本町12-2(広島県社会福祉会館内)
tel (082)254-3506 fax (082)256-2228
E-Mail : chiiki@hiroshima-fukushi.net
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